お薬管理案件 その①

今日も今日とて 日々是好日 てるてる日和

医療的ケアとの暮らしは、試行錯誤とtry&errorの連続、慢性的な睡眠不足とモヤモヤする出来事との闘いの中で、ちょとしたひらめきや何気ない発想が、様々な発見と発明を生み出す、自由でクリエイティブな生活。とはいえ、生きることに一生懸命向き合う毎日は、何事もないようなあるような、日常と非日常が入り混じる、紙一重の緊張感との伴走です。医療的ケアに追われて、わずかな成長の芽や瞬殺の笑顔を見逃しかねません。一緒に生きている「今」という、かけがえのない時間を噛みしめ、小さな幸せを積み重ねるために、名もなき医療的ケアのあれこれを、ささやかに楽しむ暮らしをつづっていきます。 

定期処方の管理案件

ひと月分の処方薬は結構大量でかさばります。前回分がまだ残っている状態で受け取るので、区別しないと混乱しそうになります。粉砕薬は全てを一包化できるとは限らないし、シロップ剤は冷所保存だし、吸入薬はゴツゴツしてるし、軟膏は丸いツボだし・・・どこにどう収納すればスッキリするのか悩ましいです。残薬を確認しつつ、投与忘れがないように、失くしたり落としたりしないように、重複させたり間違えたりしないように、次の処方薬が届くまで過不足がないように、結構気を使います。

大量の処方薬は、置き場所のスペースに合わせた日数分に分けて薬袋に日付期間を書いておくと、残薬が把握しやすく、処方切れ日も明確になり、次回処方依頼日のスケジューリングが容易になります。

かさばる薬たちを、毎日4回間違いなく投与し続け、残薬あと一日分となった時、さばききった自分を自画自賛し、じわじわと湧き上がる達成感にひたるのも、さりげなく楽しい。自分の風邪薬は、1週間分でさえ、まともに飲み切ったことがないのですが。。。

処方薬を受け取ったら、まずやること

  1. 処方された内容に間違いがないか、日数分そろっているか数える
  2. 処方切れ日を確認して、次回処方依頼のタイミングを決める。種類によって残薬がずれている場合は、次回何日分処方してもらえば、全体がそろうかを把握して、お薬手帳などにメモしておく。(医師や薬剤師にメモを渡せるようにしておくと、なお便利。口で言っても忘れられる可能性大)

自分が、日々の薬を取り出しやすいようにする

  1. ひと月分の処方の場合、半分(15日分)くらいに分け、種類ごとに輪ゴムでくくったら、一つの薬袋にまとめ、前期分と後期分として、それぞれ服用期間の日付を記載する
  2. お薬説明書には、処方日と服用期間の日付を記載し、小分けしてまとめた薬の袋に入れておく
  3. 前期分が終わったら、後期分の薬袋にお薬説明書を入れ替える
  4. 冷所保存のシロップ薬は、ボトルに5日分くらいずつ残量線を引いておくと、使いすぎちゃってないか途中で残量調整しやすい
  5. 吸入薬などは、その日分の内服薬と一緒にセットしておくと忘れない
  6. 軟膏は、開封日を記載しておくと消費量を把握と、残量調整しやすい(ボトルは底の部分、チューブは日付を記載したシールを貼っておくと消えない)

今回はとりあえずここまでで。。。ちなみに、予備薬を定期処方からローリングストックする管理や、置き薬の管理も、今後の案件にしていきます。

徒然なる医ケア、本日もつつがなし。

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